「北川」右岸にあった「地方事務所」所長宅庭で友人と遊んでいた。「風もないのにこんなに木がゆれる」が出た言葉。すぐそばの道路がするどく亀裂した。母親が走ってきて近隣の小高い丘にと連れて行った。すると尾鷲湾(堤防まで)がすっかり干上がり、海底をすっかり見せた。それは感動的な驚きであった。
津波は幾度か繰り返し帰宅すると家は柱だけ残り、小舟が突っ込み、火鉢に小魚が飛び跳ねていた。電線にたこが引っ掛かっていた。

タイトル 昭和19年東南海地震 体験手記(熊野市 土肥 泰夫)
概要 北川右岸にあった地方事務所所長宅庭で友人と遊んでいた。「風もないのにこんなに木がゆれる」が出た言葉。すぐそばの道路がするどく亀裂した。尾鷲湾はすっかり干上がり、海底をすっかり見せていた。それは感動的な驚きであった。
タイトル2 ショウワ19ネントウナンカイジシン タイケンシュキ(クマノシ ドヒ ヤスオ)
概要2 お名前:土肥 泰夫
ご住所:熊野市
発生時にいた場所:尾鷲町北浦
当時の年齢:6歳
公開レベル 公開
出典 みえ防災・減災センター
提供者 土肥 泰夫
提供者公開フラグ 公開
原本の保管場所
コンテンツの取得日時 2016年 04月 01日
コンテンツの住所 三重県尾鷲市北浦
コンテンツの撮影場所
タグID 昭和東南海地震,尾鷲市北浦,昭和19年(1944) 東南海地震,尾鷲市
コンテンツID 昭和東南海地震体験談・証言(手記)

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