津波浸水アニメーションを時系列浸水深マップから作成できます。
まず、津波浸水アニメーションを作成したい範囲全体が地図に表示されるように位置と縮尺を調整します。調整後に下図の赤枠「アニメーション」ボタンをクリックしてアニメーション作成ウィンドウを開きます。
map-tyousei


アニメーション作成パラメータの設定

アニメーションを作成するための各種パラメータを設定する事ができます。
anme-cre

maru-a作成範囲調整

地図上の赤枠の範囲でアニメーションが作成されます。位置と範囲を調整する事ができます。範囲を再設定する場合は、枠ボタン(waku)をクリックしてから地図上をドラッグして作成範囲を再設定できます。

maru-b作成範囲表示パネル

作成範囲を緯度経度で表示します。操作する必要はありません。

maru-c色分け(凡例)の選択

津波高さを示す凡例を選択する事が出来ます。初期表示時では、20m超の津波高さを示す凡例が設定されています。最高の津波高さが10mを越えない地域では、「低浸水深」の凡例を選択すると良いでしょう。「波高グラデーション」は、青色と灰色のグラデーションで表現されます。海域を含めた広範囲のアニメーションを作成する際に選択すると良いでしょう。

maru-d背景地図の選択

背景地図を選択します。初期時は「三重県共有デジタル地図」が選択されます。ほとんどの場合、そのままで良いですが、三重県全域など広域で作成する際にデータ量を減らしたい場合に使用します。

maru-e画像サイズの設定

アニメーションとして作成される画像のサイズをピクセル数で指定します。初期時は、横幅800ピクセルで設定されます。縦幅は、作成範囲と横幅から自動計算されます。画像のピクセル数を変更する場合は、横幅を基準にして変更して下さい。

maru-f凡例表示位置設定

凡例の表示位置を指定できます。津波浸水域と被らない場所を選択すると良いでしょう。

maru-gアニメーション開始時刻指定

アニメーションを開始する時刻をスライダーを使用して指定します。津波到達時間が遅い地域で作成する際には、到達時間を確認すると良いでしょう。スライダー下のパネルに開始時刻が表示されます。

maru-h取得する時間間隔の指定

アニメーション化する時間間隔と終了時間を設定する事ができます。最も短い間隔は8秒間隔です。長時間のアニメーションを作成する場合は、時間間隔を広げると良いでしょう。iのパラメータ画像の切り替え間隔との兼ね合いでアニメーションの再生時間が決まります。

maru-i画像の切り替え間隔

画像の切り替え間隔を指定します。このアニメーションは、いわゆるパラパラ漫画でその一画面を切り替える間隔を指定します。例えば、hパラメータを16秒間隔に指定してiの画像切替間隔を0.5秒にすると16秒X0.5秒=8で8倍速で再生する事になります。同じくhパラメータの終了時間を長くすると多くの画像を使用してアニメーションを作成する事になるので終了時間と時間間隔を考慮して下さい。

maru-jアニメーション作成

各種パラメータの指定状態でアニメーションを作成します。プログレスバーの進捗で作成状況を確認する事が出来ます。hとiのパラメータ設定によっては、作成に長時間を要します。プログレスバーが100%まで達するとダウンロードリンクが出ます。そのダウンロードリンクをクリックしてアニメーション映像をダウンロードして下さい。ダウンロードされるファイル形式は、GIFアニメーション画像です。ブラウザーなどで再生する事が出来ます。