昭和19年(1944年)12月7日 東南海地震 発災時の地震の揺れの大きさを示す、地震記象紙の画像です。

地震調査研究推進本部 地震記象紙検索システム から検索してご覧いただけます。

亀山(中央気象台型強震計)による記録亀山(中央気象台型強震計)による記録

■亀山(中央気象台型強震計)による記録

東西方向の揺れが長く続いていることがわかります。
上下方向の成分もよくとらえられています。
亀山で強い揺れがあったことがわかります。

■尾鷲(中央気象台型強震計)による記録

揺れの東西成分は他の2成分と比べて、くっきりと波形が見られます。
他の2成分は描針が途中で飛び、地震動が記録できていない状況と考えられます。
尾鷲で強い揺れがあったことがわかります。

 

■(補足)揺れの3成分について

  地震記象紙へは、上下方向、南北方向、東西方向の揺れの3成分が記録されます。

  以下はサンプルとして見方の参考としてください。

地震記象紙の画像は、気象庁所蔵の地震記象紙を文部科学省および(公財)地震予知総合研究振興会が高解像度スキャンし、デジタル画像化したものである