津市の海岸近くに住んでいた。私が4才の時庭でムシロを引き人形さんと遊んでいる時、地震が起こり、祖母が縁側から大きな声で動いたら駄目と言われて、祖母をみていると、おばあちゃんは柱にしがみついていました。地震が来る度、家の小屋にご近所の人達がフトンをもって泊まりにいきました。5日ぐらい同じに生活をしていました。その間地震が来ると父は井戸をのぞき、水の変化がないから津波は大丈夫といって地震が来るたびに井戸をのぞいていました。4歳でしたから地震の大きさとは感じていませんが、今でもおばあちゃんが柱にしがみついている姿とか瓦が落ちることを思い出します。

タイトル 昭和19年東南海地震 体験手記(津市 匿名)
概要 津市の海岸近くに住んでいた。庭で人形さんと遊んでいるとき地震が起こり、祖母が縁側から大きな声で動いたら駄目と言われた。おばあちゃんは柱にしがみついていた。地震が来る度、家の小屋にご近所の人達が布団を持って泊まりに来た。
タイトル2 ショウワ19ネントウナンカイジシン タイケンシュキ(ツシ トクメイ)
概要2 お名前:匿名
ご住所:
発生時にいた場所:津市の海岸近く
当時の年齢:4歳
公開レベル 公開
出典 みえ防災・減災センター
提供者 三重県・三重大学 みえ防災・減災センター
提供者公開フラグ 非公開
原本の保管場所
コンテンツの取得日時 2016年 04月 01日
コンテンツの住所 三重県津市海岸近く
コンテンツの撮影場所
タグID 津市,昭和19年(1944) 東南海地震
コンテンツID 昭和東南海地震体験談・証言(手記)

コンテンツに関する詳細情報